珪藻土もいろいろ

珪藻土とひとくちに言ってもいろいろあります。

製品としていろいろあるのはもちろんのこと、成分の配合もいろいろです。

そもそも珪藻土とはなんでしょう。

植物性プランクトンで１～２千万年という長い間に推積し化石化した土のことをです。

自然から生まれた珪藻土は、シックハウス対策には抜群の機能を発揮します。

シックハウスで一番問題である、新建材や接着剤から出る有害なホルムアルデヒドを出さないばかりか、空気中にあるホルムアルデヒドを吸着します。

その他にも以下のような機能をもっています。

マイナスイオン化　：　空気中のプラスイオンをマイナスイオンに変える効果があります

断熱効果　：　表面温度が珪藻土とクロスでは３～７℃の温度差があります

調湿効果　：　珪藻土は湿気の給放湿をおこない室内環境をととのえます（クロスとでは最大１２％の差）

消臭効果　：　空気中のタバコ臭・アンモニア臭・体臭を消臭する効果があります

ただ、気をつけなくてはいけないのが、最初に申し上げた成分の配合です。

珪藻土はそのもの自体では固まらないため、固める何かを配合しなければいけません。

それが接着剤であったりセメントであったり、製品によってまちまちです。

しかも、その配合量も製品によってちがいます。

製品によっては、全体に対する珪藻土の量が３０％以下などという製品もいっぱいあります。

ですから、珪藻土というだけで安心せず、成分や配合も調べることをオススメします。